と、私は思っているんですけど、みなさんはいかがでしょうか?
私のメインマシンはiMacで、当初は付属のマジックマウスをそのまま使っていましたが、手首が腱鞘炎一歩手前に。これはマズイ!とロジクールの「パフォーマンス・マウス M950」に乗り換えたのですが、今度は手のサイズに合わず…。サイズがあえばM950も悪くなかったんですけどね。
ちなみにロジクールのM950はこれ。
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腱鞘炎の原因は「マウスでの細かい操作」
先にも書きましたが、普通のマウスを使っていたら「手首」が腱鞘炎気味に。
- デザインで1px動かす。
- コーディングで文字と文字の間にカーソルを合わせる。
何で腱鞘炎?と自分の動作を検証してみたところ、上記の動作がとても多いことに気づきました。なるべくキーボードでやっているつもりでも、やっぱりマウスの出番は多いようです。
私の動作は、普通のマウスの場合、手首をデスクに置き、マウスを持ち上げて、手首を支点にマウスを左右に動かすというもの。それならば手首を持ち上げればいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、肘を支点にしてマウスを動かす友人は肘を痛めているんですよね…。
そんな時、Facebookで知人に勧められたのが「ケンジントン・エキスパート」。
トラックボールマウスは得体の知れないものだと思っていたので、購入するのには勇気が入りました。でも、知人はテッパンだと言うし、使ってみて嫌ならヤフオクで売ればいいやと買ってみたら、私にはとてもフィットしました!
ケンジントン・エキスパートの長所
さてさて、そのケンジントン・エキスパートですが、当然ながら長所もあれば短所もあります。まずは、私が思う長所から。
手首に優しい
優しいというか、手首を使わないので、腱鞘炎になりません。疲れないですよ。
そもそも「手首が腱鞘炎」をなんとかしたくて購入したので、手首が疲れない時点で私の中では合格。
1pxの動きでも手が震えない
小さな動きも、指先ですっとトラックボールを動かすだけ。かなり感動しました。安定の動きです。ボールの大きさにはそれなりに意味があるんでしょうね。
トラックボールでマウスを動かすので、手首の代わりに指が疲れるかな?と思いましたが、無理な動きではないので私は大丈夫です。
有線だから安定
基本的に、デザイナーの仕事には有線のほうが安定するようですが、有線かBluetoothか…悩む必要なし!有線しかありませんので。
クリック4箇所は自由に設定可
私は、左クリックは親指が担当しています。右クリックが薬指か小指なので少し押しにくいけど、そもそもあまり押す機会もないので気にしていません。
ケンジントン・エキスパートの短所
もちろん短所もあります。全ての願いを叶えてくれるマウスがあればいいんですけど、きっと共存が難しいのでしょう。
持ち歩きは微妙
有線であるうえに本体大きいので、持ち歩きは想定しないほうがよいです。持ち歩きにはBluetoothの軽くて安いマウスで十分。私はマジックマウスが余っているのでかばんにいつも入れっぱなしです。
コワーキングスペース等で作業をするのがメイン…という方はロッカーを借りるなどして置きっぱなしにしたほうがいいかもしれませんね。
高速スクロールには向いていない
トラックボールの外側にあるダイヤルみたいなのでスクロールしますが、高速スクロールはできないと思っていただいたほうが。それと、1スクロールで3行分進んでしまうので、時々イラッとします。
自分のお気に入りマウスを横に置いておき、使い分けるなどして解決したいところですが、キーボード操作でなんとかしています。
音が軽い
マジックマウスの控えめな音に比べて、プラスチックのカチッと音は最初はものすごく嫌でした。まあ、すぐに慣れますけどね。コワーキングスペースなどで使っていると目立つかも…。
付属の手首用パッドが安っぽい
付属パッドを本体にはめて使用するのですが、見た目も装着具合も納得いかず、普通のマウスを使っていたときに買った、手首用パッド(リストレスト)を使っています。使っていると位置がずれていくので、底面にすべり止めがあるといいかもです。手首というより、手のひらの根元部分をリストレストに乗せています。
●こんなので十分
●使ったことないけどシリコン素材も良さそう
買ってよかったケンジントン・エキスパート
短所ももちろんあるのですが、商売道具であるパソコンを操作するのに腱鞘炎になってしまっては仕事がはかどりませんので、ケンジントン・エキスパートは私の中では合格点!
身体は資本ですからね。腱鞘炎、かなり辛いし。
ちなみに、別の友人は同じトラックボールでもトラックボールが親指の位置にあるものを使っています。これも気になるところです。
何を優先するかはその方次第ですが、私のレポートが何かの参考になれば幸いです。
あ、購入するならAmazon一択です。執筆時現在、安いです。
36歳のときにそれまで勤めていた金融業界を卒業、地に足の着いた生活がしたいと東京・渋谷から房総へ移住。Webデザイナー養成校に通い、40歳のときにWebデザイナーとして独立。地方在住・40歳・コネなしからスタートして、現在は仲間と会社を作るまでに成長。今の興味は資産形成とブロックチェーン。ビットコインのマイニングもやってます。